2026年9月21日月曜日

第179回公募展「夏の気配〜ひかりの粒〜」

終了しました

会期:2026年8月29日(土)~9月6日(日)

第179回公募展「夏の気配〜ひかりの粒〜」。
谷根千にあるギャラリーを舞台に、夏の光や空気、季節の移ろいをテーマにした作品を集めた公募展として開催しました。

陽射しのなかで揺れる木々、きらめく水面、夕暮れの色、ふと肌をかすめる風。
夏の日常には、目に見えない気配や、記憶に残る小さな光の粒があふれています。
写真と絵画に込められたそれぞれの作家の眼差しが集まり、ギャラリーには、ひとときの夏を感じる静かで豊かな風景が広がりました。

360°パノラマアーカイブ

会期中の会場を記録した360°天球写真は、引き続き下記よりご覧いただけます。
展示空間の空気感や壁面構成、作品同士の距離感などを、オンラインでもご確認いただけます。
ご来場いただいた方には展示の振り返りとして、会場へお越しになれなかった方には夏の気配が漂う空間を感じていただくアーカイブとして、ぜひご覧ください。

スライドショー(作品写真+作家名・タイトル)

展示構成の流れを、「作品写真」と「作家名・タイトル」のみでまとめたシンプルなスライドショーとして公開しています。
光の強さや色彩、夏という季節から広がる多様な視点と表現を感じながら、展示の余韻をお楽しみください。

参加作家(第179回公募展 / 夏の気配〜ひかりの粒〜)

(敬称略)

  • 石川 卓(写真)
  • 伊藤純之介(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • 真壁幸歳(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 志賀 裕(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 弖蔚伽〈Teika〉(写真)
  • 矢田 健(写真)
  • 夢希実(絵画)
  • Akiyoshi Itou(写真)

おわりに

ご来場・ご参加、そしてオンラインで展示をご覧いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。

夏の光は、同じ場所にも刻々と異なる表情を与えてくれます。
眩しさのなかにある静けさ、夕方のやわらかな陰影、季節の終わりにふと感じる空気の変化。
本展では、作家それぞれが捉えた「夏の気配」が、写真と絵画を通して会場にそっと浮かび上がりました。

一枚の作品に宿る光や色、そこに写された風景や時間が、
ご覧いただいた皆さまのなかにある夏の記憶と重なり、新たな景色として残っていましたら幸いです。

「夏の気配〜ひかりの粒〜」で出会ったさまざまな瞬間が、
季節が過ぎたあとにも、心の片隅で静かにきらめき続けますように。

今後も、日々のなかにある光や季節の移ろい、かけがえのない瞬間をめぐる展示を重ねてまいります。

2026年8月20日木曜日

第178回公募展 / 何気ない日常 vol.7

終了しました

会期:2026年 8月8日(土)~ 8月16日(日)

第178回公募展「何気ない日常 vol.7」。
谷根千にあるギャラリーを、日々の暮らしや身近な光景をテーマにした作品で埋め尽くし、
ありふれた一瞬に宿る美しさや愛おしさを再発見する公募展として開催しました。

写真や絵画に切り取られた、さまざまな「日常」のひとコマ。
見慣れた街角、光と影のゆらめき、通り過ぎてゆく季節、誰かの営み。
それぞれの作家が捉えたかけがえのない瞬間が集まり、ギャラリーの中に温かな日常の記憶が広がりました。

360°パノラマアーカイブ

会期中の会場を記録した 360° 天球写真 は、引き続き下記よりご覧いただけます。
展示空間の空気感や壁面構成、作品同士の距離感の再確認などにご活用ください。
来場できなかった方も、それぞれの日常が交差する会場の雰囲気を、オンラインでお楽しみいただけます。

スライドショー(作品写真+作家名・タイトル)

展示構成の流れを、「作品写真」と「作家名・タイトル」のみでまとめたシンプルなスライドショーとして公開しています。
写真や絵画で表現された多彩な日常の姿、作品ごとの視点やトーンの違いを感じながら、来場の振り返り・今後の参考にぜひご覧ください。

参加作家(第178回公募展 / 何気ない日常 vol.7)

(敬称略)

  • 石川 卓(写真)
  • 伊藤純之介(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • 国谷浩一(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 志賀 裕(写真)
  • 島岡祐輔(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 中村真理(写真)
  • 矢田 健(写真)
  • 吉田 博(写真)
  • 夢希実(絵画)
  • 和氣則雄(写真)
  • Akiyoshi Itou(写真)

おわりに

ご来場・ご参加、そしてオンラインで追体験いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

壁面に並ぶ写真や絵画の中から、ふと立ち止まらせる光や影。
どこか懐かしい風景、見過ごしてしまいそうな小さな美しさ、心がじんわりと温まるような瞬間。
会場には、作家たちの視点を通して出会う、多彩な「日常」の姿が集まりました。

「何気ない日常」は、特別な記念日ではありません。
けれど、作品に切り取られた瞬間が集まることで、ギャラリーの中にだけ現れる、愛おしく特別な時間が流れ出しました。

それぞれの作品に宿る日々の気配や、優しい眼差しが、
ご覧いただいた皆さまの記憶の中でも、そっと息づき続けますように。

今後も、日々の光景やかけがえのない瞬間をめぐる連作として、
ゆっくりと深まりを重ねてまいります。

2026年8月11日火曜日

第177回公募展 / 谷根千動物園 vol.13

終了しました

会期:2026年 7月25日(土)~ 8月2日(日)

第177回公募展「谷根千動物園 vol.13」。
谷根千にあるギャラリーを、動物をテーマにした作品で埋め尽くし、
会場そのものをひとつの“動物園”に見立てる公募展として開催しました。

写真や絵画に登場するさまざまな動物たち。
身近な生きもの、野生の気配、空想の中に息づく命。
それぞれの作家が捉えた動物たちが集まり、ギャラリーの中に小さな「谷根千動物園」が広がりました。

360°パノラマアーカイブ

会期中の会場を記録した 360° 天球写真 は、引き続き下記よりご覧いただけます。
展示空間の空気感や壁面構成、作品同士の距離感の再確認などにご活用ください。
来場できなかった方も、動物作品に囲まれた会場の雰囲気を、オンラインでお楽しみいただけます。

スライドショー(作品写真+作家名・タイトル)

展示構成の流れを、「作品写真」と「作家名・タイトル」のみでまとめたシンプルなスライドショーとして公開しています。
写真や絵画で表現された多彩な動物たちの姿、作品ごとの視点やトーンの違いを感じながら、来場の振り返り・今後の参考にぜひご覧ください。

参加作家(第177回公募展 / 谷根千動物園 vol.13)

(敬称略)

  • 石川 卓(写真)
  • 今泉哲也(写真)
  • うちだ そのこ(写真)
  • りのくま&うちそ(写真&絵画)
  • かーはら英子(写真)
  • 紫 夏(写真)
  • 鈴木公久(写真)
  • 千代ねんど(絵画)
  • 矢田 健(写真)
  • やんにし(写真)
  • 夢希実(絵画)
  • Akiyoshi Itou(写真)

おわりに

ご来場・ご参加、そしてオンラインで追体験いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

壁面に並ぶ写真や絵画の中から、こちらを見つめるまなざし。
静かにたたずむ姿、今にも動き出しそうな気配、思わず微笑んでしまうような表情。
会場には、作家たちの視点を通して出会う、多彩な動物たちの姿が集まりました。

「谷根千動物園」は、実在の動物園ではありません。
けれど、作品の中の動物たちが集まることで、ギャラリーの中にだけ現れる、ささやかで特別な動物園となりました。

それぞれの作品に宿る命の気配や、動物たちとの距離感が、
ご覧いただいた皆さまの記憶の中でも、そっと息づき続けますように。

今後も、動物たちの姿や生命の気配をめぐる連作として、
ゆっくりと深まりを重ねてまいります。

2026年7月27日月曜日

ハレパネ作品展示中に落下したことありませんか

ハレパネ作品の展示方法

ギャラリーで作品を展示する場合、基本的には壁に釘を打ち、作品を引っ掛けて展示する方法が一般的です。

額装作品であれば、額の裏側に紐が付いていたり、釘を引っ掛けるための溝があったりするので、比較的スムーズに展示できます。

しかし、ハレパネ作品の場合は少し事情が違います。

ハレパネには、額のような紐や引っ掛け用の溝がありません。
そのため、ギャラリーの壁に展示しようとすると、意外と苦労します。

ハレパネ展示でよく使われる方法

一般的には、ハレパネを展示する際には次のような方法が使われます。

  • 虫ピンを使って、ハレパネに直接打ち付ける
  • ひっつき虫などの粘着材で壁に貼り付ける
  • 両面テープなどで固定する

ただ、これらの方法にはそれぞれ気になる点があります。

虫ピンを使うと、ハレパネに穴が開いてしまいます。
ひっつき虫やテープ類は、壁や作品側に跡が残る可能性があります。
当ギャラリーはテープはNGです。
また、展示期間中に落下しないかという不安もあります。

特にギャラリー展示では、見た目のきれいさだけでなく、安全に、確実に、そして作品を傷つけずに展示できることが重要です。

3Dプリンターで「下駄」を作ってみました

この問題を解決するために、先日購入した3Dプリンターを使って、ハレパネの裏側に取り付けるためのパーツを作ってみました。

イメージとしては、ハレパネの裏に取り付ける小さな下駄のようなパーツです。

この下駄に釘を引っ掛けることで、額装作品のようにギャラリーの壁へ展示できるようにする、という仕組みです。

下駄パーツ自体はうまく機能しそうでした。
問題は、このパーツをハレパネにどうやって取り付けるかです。

ハレパネを傷つけず、展示後にきれいに外せて、なおかつ展示期間中に落下しない方法を探す必要がありました。

最初のテスト:マスキングテープ+両面テープ+マスキングテープ

まず試したのは、次の構成です。

ハレパネ → マスキングテープ → 両面テープ → マスキングテープ → 下駄

ハレパネ側にも下駄側にもマスキングテープを貼り、その間を両面テープで固定する方法です。

マスキングテープを使うことで、ハレパネや下駄に直接強い粘着テープを貼らずに済みます。
展示後にきれいに剥がせることを期待しての方法でした。

しかし、この方法では1日持たずに落下してしまいました。

原因は、マスキングテープと下駄の接着部分が剥がれてしまったことです。
ハレパネ側を保護するという意味ではよかったのですが、下駄側の保持力が足りませんでした。

次のテスト:強力両面テープに変更

次に、両面テープを強力タイプに変えてテストしました。

使用したのは、Nitto × PRO-ACT の超強力両面テープ 多用途タイプです。
幅20mm、厚さ0.8mmのタイプで、しっかり固定できるものです。

構成は次のようにしました。

ハレパネ → マスキングテープ → 強力両面テープ → 下駄

今回は、ハレパネ側にはマスキングテープを貼り、その上に強力両面テープを貼ります。
下駄側にはマスキングテープを挟まず、強力両面テープを直接貼る形にしました。

この方法で一週間テストしたところ、問題なく保持できました。

落下することもなく、しっかりと固定されています。
さらに良かったのは、使用後に強力両面テープを下駄からきれいに剥がすことができた点です。

下駄パーツも再利用できそうです。

現時点でのベストな方法

今回のテストでは、次の方法が一番よさそうでした。

ハレパネ → マスキングテープ → 強力両面テープ → 下駄

この方法であれば、ハレパネに直接強力両面テープを貼らずに済みます。
そのため、展示後にハレパネを傷つける心配が少なくなります。

また、下駄パーツによって釘に引っ掛けることができるので、ギャラリー展示にも対応しやすくなります。

ハレパネ展示の選択肢として

ハレパネ作品は軽くて扱いやすく、展示にも向いている素材です。
一方で、ギャラリーの壁にどう固定するかという点では、少し工夫が必要でした。

今回作った3Dプリンター製の下駄パーツと、マスキングテープ+強力両面テープの組み合わせで、かなり実用的な展示方法になりそうです。

今後は、ハレパネで作品を展示したい方向けに、この取り付け方法をサービスとして提供していければと考えています。

ハレパネ作品を、できるだけ傷つけず、きれいに、安心して展示したい方にとって、ひとつの選択肢になれば嬉しいです。