2026年10月18日日曜日

macOS 27に新コマンド「fm」が登場!ターミナルからAppleのオンデバイスAIが使えるように

macOS 27で、fm という新しいコマンドラインツールが標準搭載されました。ターミナルからAppleの言語モデルを直接呼び出せるコマンドです。[3]

AppleはWWDC26のセッションで、スクリプト作成やモデルを使ったワークフローの自動化、開発プロセスの効率化に使えるものとして fm を紹介しています。[1]


🔍 fmコマンドとは?

fm は Apple Foundation Models CLI です。Appleのオンデバイス言語モデルを、コマンドラインから実行するためのツールです。[3]

  • オンデバイスで動作する:端末上で言語モデルが動きます。[2]
  • アカウントやAPIキーが不要:登録も設定も要りません。[2]
  • クラウド利用料がかからない:従量課金を気にせず試せます。[2]
  • 標準搭載:macOS 27なら追加インストールなしで使えます。[3]

🧠 背後にあるモデルと使い方

解説記事によると、macOS 27の fm コマンドや、アプリ開発用の Foundation Models framework は、モデルを実行するためのインターフェースにあたります。モデルとして紹介されているのは「AFM 3 Core」です。[4]

モデルが使えるかどうかは、次のコマンドで確認できるようです。[4]

fm available

Appleの公式セッションでは、fm CLI と Python SDK を組み合わせたAIスクリプトの作り方も取り上げています。シェルスクリプトからPythonまで、自動化の幅が広がりそうです。[1]


💬 実際に fm chat を試してみた

ここからは実機での体験レポートです。ターミナルで fm chat を起動し、日付・天気・地理・人口・街歩きの順に質問してみました。質問を入力すると、見出しと箇条書きでまとまった回答が返ってきます。

fm chatを試した画面のスクリーンショット
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fm chatを試した画面のスクリーンショット(拡大)

質問と回答のチェック結果

質問 fmの回答 チェック
今日の日付 2025年4月5日 ❌ 実際は2026年10月18日。日付はずれていました
今日の天気は 晴れ、22〜30℃程度 ⚠️ リアルタイムの天気データは取得できないはずなので、参考にはできません
富士山の標高は 3,776メートル ✅ 正しい
高尾山の標高は 599メートル ✅ 正しい
東京都の人口は 約1,400万人(2023年時点の推定) ✅ おおむね妥当
文京区の人口は 約24万人(2023年時点) ⚠️ 人口は妥当。ただし「最も人口が多い区の一つ」という補足は、23区の中では当てはまらないと思われます
谷根千について教えて 谷中・根津・千駄木の3地域を指す ✅ 基本の説明は正しい。地名の由来の部分は要確認
フォトウォークのおすすめルート 谷根千の散策コース(約2〜3時間) ✅ 日本語として自然。ただし内容は一般的で、細かい情報は自分で確認が必要

使ってみた感想

  • レスポンスの形式が読みやすい:質問ごとに見出しと箇条書きで整理されて返ってきます。
  • 日本語が自然:谷根千の解説やフォトウォークの提案は、文章として違和感がありません。
  • 基本的な知識は問題なし:富士山や高尾山の標高など、定番の知識は正確でした。
  • 最新情報や「今」の情報は苦手:今日の日付や天気は答えられていません。オンデバイスのモデルなので、ネットに接続して調べていないので仕方なし。
  • 細かい補足には誤りが混じる:もっともらしく書かれていても、事実確認は必要です。

日付や天気のような最新情報が必要な作業は、スクリプト側で情報を取得してから fm に渡す形にすると安心です。要約・整形・アイデア出しのような、手元のテキストを扱う用途には向いていそうです。


💡 ここが注目ポイント

観点 ポイント
手軽さ 標準搭載で、APIキーもアカウントも不要[2]
プライバシー オンデバイス実行なので、データを外に出さずに試せる[3]
拡張性 Python SDKと組み合わせてスクリプトを自動化できる[1]
注意点 日付や天気など最新情報は不得意。事実の補足は要確認(実機で確認)

📝 まとめ

fm は、ターミナルでAIを使うハードルを大きく下げるコマンドです。実際に fm chat で試すと、日本語の応答は自然で読みやすい一方、日付や天気のような「今」の情報には頼れないことも分かります。得意な用途を見極めれば、ログの要約やテキスト整形といった小さな作業を、シェルから手軽にAIへ任せられます。[2][1]


🔗 参考リンク

  1. Apple Developer:Build AI-powered scripts with the fm CLI and Python SDK
  2. Mac Install Guide:fm Command for Apple AI
  3. Zenn:macOS 27の新コマンド fm を実機で徹底検証してみた
  4. note:Macで動くAI「AFM 3 Core」を知る――macOS 27のfmコマンド

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